リマ観光 現地のファミリー宅に招待される??
🐶『ワンワン!』
🐔『コケコッコー‼︎』
ここはブレーメン???
暑さと時差が原因でほぼ寝れず。挙げ句の果てにニワトリと犬の音楽隊に起こされるという、寝起き一番で良い体験ができました。。。
飲み放題のお茶とコーヒー。一階奥は、中庭になっており、まさに憩いの場。ネコもいるし。😻
そして、レセプションの枝光さん。本当に優しい人です。ドミトリーは朝食付いてないのですが、心配かけてくれて私の分まで料理してくれました。
ペルーのコロッケ的な立ち位置?美味しかったです。ありがとうございました。
そして食後のコーヒーを飲みながら旅人たちと交流。ここで私の旅に対する浅はかさを知ることになります。
ここで皆から言われたことは以下の二つ。
①今の予定を実現することはできないこと
②私は絶対に何かやらかすということ
かなりショックでした。日本に帰るまで必ず一度は体調不良する。予定は詰め込まないで、フリーの日を何日も作ること。実際に指摘してくれた人も腹痛が続き、今日で5泊目。安静にしているため、観光も特にしていない(できない)と言っていました。
そして一番驚いたのが、『君は絶対に何かをやらかす』という一言。理由は、そんな気がするだとか。マジで意味分からんと思ったけど、実際、この宿で多くのことを注意されてなかったら、『絶対に何かをやらかしてた』と思います。私の浅はかさと、ナメくさった態度が見抜かれてたんでしょう。絶対そうだと思います笑
ボロクソに言われてる私を心配してくださった、世界一周中のバックパッカー、セイさん。今からお金を下ろしに行くと伝えたら、付いて来てくれました。安全に街を歩く方法、キャッシングの使い方、安全はATMの見分け方、カメラの出すタイミングなど、、、多くのことを教えてくれました。私の旅の根底にはセイさんの考え方があると言っても過言じゃないです。マジで。。
僕の初メルカドも、もちろんセイさんと。生肉や謎の生物の丸焼きなどが売られていたり、なかなかグロいです笑
また、旅人達のお話を聞かせてもらって、旅の予定も大きく変わり、明日のクスコ行きバスに乗ることに。私を心配してくれたみたいで、セイさんがまたまた付いてきてくれました。
助けられながらも何とかチケット購入。みんな大好きcruz del sur社。明日のお昼過ぎ発。店員さんは英語ペラペラで、リスニング能力皆無の私にはほぼ理解できず。。
でも何となく言ってることが分かるもんですね笑
よかったよかった、、、
ここから1人行動。私の初リマ観光スタート!オフィスのあるデパートから出て、
セイさんから『気をつけてね。』と一言。
バスに乗ってセントロ(旧市街)へ向かうことにしました。
リマにはバス停は少なく、(ていうか無い?)道の所々に看板持ってる人、行き先を叫んでる人がいます。ふつーに行き先が分からない。ヤベェ。ちょうど地球の歩き方を持っていたので、写真を見せてここに行きたいと言う作戦に変更。しかし、何台のバスに聞いても行き先が違うと、冷たくあしらわれてしまいました。。。
ここで、エンジェル現る。
優しいおじちゃん登場。あたふたしてる私に声をかけてくれました。セントロに行きたいけど困ってる、どのバスに乗ればいい?と、伝えたところ(英語は全く通じなかった)セントロ行きのバスを停めてくれました。感謝です。
車内。運転めちゃくちゃ荒いです。そしていくら払えば分からずテキトーに3ソレス渡す。運転者が怒り初め、いくらか聞き返すが、何言っているのか伝わらず。運転者はもういいと諦めてくれました。ごめんなさい運転手。怖いし早口だし、、初一人旅だから許してください。。
車内では、歌を歌ってお菓子を売りつけてるおじさんがいました。リマではよく見る光景です。私は写真を撮ったり、iPhoneを出したりしていました。そう、海外は軽犯罪がかなり多いことを忘れていたのです。。先ほど宿で旅人たちにあれほど注意されていたのに。やはり犬並み、、いや、犬以下です笑
iPhoneで地図を確認していると、後ろの席から立ち上がった女性が、私の前の席に移動し、声をかけてきました。
『こんにちは、日本人ですか?』
とっさに『si!』と答えてしまいました。
彼女はペルーと日本のハーフ。生まれてずっと名古屋に住んでいたらしい。声をかけてくれたのは、自分の隣の席の人が、iPhoneを狙っているとのこと。チラチラ見ていてかなり怪しかったらしい。
現地の人でもスられることも多く、発展途上国では本当に軽犯罪が多いみたい。私を心配してくれたみたいで、一緒に観光してくれるとのことです。今のところ助られてしかいません笑
セントロ到着!実は姉妹でバスにいたみたいです。
私が車内で地球のある方を読んでいたため日本人だと分かったみたいです。よかった、本出してて。。。(韓国人に思われることが多々あり)
また、姉妹たちと、これから夜まで一緒に行動するのですが、名前を知りません。聞くことすら忘れていました笑
右の姉は少し日本語の単語が分かるくらい。真ん中の妹は日本語ペラペラ、私と同い年ってくらいしか知りません。
ジュースを買ってくれました。なんて名前か忘れましたがめちゃ美味しい。
『自分で出すよ!』
と言ったのですが何から何までご馳走になってしまい、移動のタクシー代すら出してくれました。ペルー人親切すぎ!もちろん、自分で払おうとしましたよ。でも、
『あなたは観光客だから出させて欲しい』と。
ペルー人カッコ良すぎ!!!
そしてなんと、友達の家で手料理をご馳走したいとのこと。旅の知識として、現地の人について行かないのが基本です。でも姉妹優しいし、友達の家族もいるだとか。スゲェ楽しそう。でもスゲェ怖い。
『家行きたければ来てもいいし、嫌だったらそこらへんで食べよう。』と提案されました。
なぜか私は、即座に答えてしまった。
『家で手料理を食べたい!』笑
はいっ、
気づいたらスーパーで買い物が始まっていました。コイツが先ほどのジュースの原料。焦げたトウモロコシみたいです。
モチロン、今回も一銭も出すことはなく、(出させてもらえない)荷物も持たせてくれない。(持たせてもらえない) 何やってんだ俺。なんなんだあのアジア人は。絶対周りからそう思われてる。でもこの親切に甘える他なかった。。。
バスで20分、友達の家に到着。なんとビックリ、うちの実家のワンちゃんと瓜二つ。
同じ犬種、同じ色。これは本当に奇跡、いや、運命です。めっちゃ親近感が湧いて触ろうとするが
『ワンワンワンワン‼︎‼︎』
『そんなに吠えなくても笑』
やたら吠えてくるので撫でるのは断念。。。
家の中には、私、姉妹、友達夫婦、その子供、友達夫婦のお母さん、おばあちゃん。全員で8人。もちろんここでも英語は伝わりません。妹さんが通訳役をしてくれて、会話に支障なし。本当にありがたいです。
はいっ、ペルー料理のセビーチェ!と、チキンスープ!マジで美味い!なぜなら夫婦はシェフの勉強をしているから。そりゃうめぇ、一瞬で完食。そして奥に見えるのがインカコーラ。南米、特にペルーでは定番中の定番で、コカコーラより売れてるだとか。エナジードリンクみたいな味です。
2時間ほどお話していたところ、
妹さんから『まだ観光したい?』と。
『si! 』今回も即答。
用事のある友達夫婦、お母さんはここでお別れ。熱い握手。じゃあまたいつかね。。
タクシーを呼ん手配してもらって海へ。今回も一銭も………はいっ、ペルーの海。日本と似てるけど何か違う。言葉にできないけど強くそう思いました。
本当に楽しい1日でした。リマは観光するところがないと聞きました。たしかに、旧市街はどこの都市にもあり、宿の方も観光はしていませんでした。でもすごい有意義な1日でした。半年前に無計画で三重県に行った時もそうだし、今後の旅でも同じことが言える。
【旅の醍醐味はどこに行くかじゃなく、誰と会うか】だと。ちなみにこれは今後の旅を一番長く一緒にいた人の言葉。
日が落ち、急に暗くなってきた。そろそろお別れ。宿から近かったけどわざわざ宿の前まで送ってくれました。本当に優しいです。ペルー人は。さようなら、次は日本で。バイバイ👋
明日はリマ〜クスコ間、地獄の24時間アンデス越え長時間バスです。名前の通りこの度一番の地獄を見ます。。